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入塾説明会 松下政経塾(茅ヶ崎)

2015/1/27

「入塾説明会を終えて」   岡田吉弘(第35期生)

 
「塾生生活は、ずばりどんな生活ですか?」入塾説明会で、私が参加者から受けた質問です。先日の茅ヶ崎での入塾説明会では、参加者と現役塾生の座談会を設けることで、ざっくばらんに意見交換することができました。ホームページやフェイスブックから得られる情報は限られており、塾の実体とは少し異なるイメージを持たれている方も多いようです。振り返ってみれば、私自身も入塾前と入塾後では、塾に対するイメージが変わったように思います。

(参加者の話に熱心に耳を傾ける岡田塾生)

「政経塾に4年間在籍しますが、4年は少し長すぎるのでは?」という率直な質問を受けました。政経塾には4年間籍を置きますが、茅ヶ崎を拠点とする研修は前半2年間(基礎課程)のみです。後半2年間(実践課程)は、各々の志実現に向かって、国内だけでなく世界を含めて拠点を選択することができ、自由度高く活動することができます。また、実践課程で活動する中で、事業計画が明確になれば、事業の立ち上げを行うこともできますし、公につくす道が定まれば現地現場で腰をすえた取り組みを行うこともできます。
 
また、「松下政経塾は、閉ざされた世界ではないか心配」との質問を受けました。基本的に塾の研修は、塾生が企画するので、どのような研修をつくるか塾生自らが選択できます。日本の伝統精神を学ぶためにお茶会を開催することもあれば、先進国の教育事例を学ぶためにシンガポールで調査研究をすることもあります。塾外の先生にメンターとなっていただいて研究をすすめることもできますし、塾外の組織と共同で勉強会を行うことも可能です。
 
政経塾の人的ネットワークを活用することで、政治家、経営者、社会起業家、大学教授など、「会いたい人に会える」ことが、最大のメリットだと思います。基礎課程で、見識を広げるためにさまざまな研修を受け、また、各界の指導者にお会いし研究を重ねて問題意識を明確にし、実践課程で活動を行います。「生活の心配をすることなく、研修・研究に打ち込んで国家百年の大計を創って欲しい」という松下幸之助の理念に基づき、塾が資金を提供。公につくすために思い切り活動できることが、松下政経塾の醍醐味だと思います。

(グループにわかれての参加者と現役塾生の座談会)

(お茶室でのお呈茶)

※開催概要は こちら をご覧ください。

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