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2015年5月27日(水)、公益財団法人松下政経塾主催・NPO法人Rights後援「18歳選挙権フォーラム~日本の政治はどう変わるのか~」を、主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)にて開催しました。当日は、約150名の方にご来場いただき、立ち見が出るほどの盛会となりました。
第一部の基調報告「18歳選挙権の意義と展望」では、松下政経塾時代からこのテーマに取り組んできた西野偉彦塾員(NPO法人Rights理事)が、公職選挙法改正案が衆議院に提出された背景、18歳選挙権の意義と課題等を整理したうえで、主権者教育の事例として、自らも関わってきた神奈川県とドイツの取組を紹介しつつ、今後の展望として「被選挙権年齢の引き下げ」の提案を行いました。
第二部のパネルディスカッションでは、与野党の「選挙権年齢に関するプロジェクトチーム」として、18歳選挙権実現に尽力されている逢沢一郎塾員(自由民主党 衆議院議員)と武正公一塾員(民主党 衆議院議員)、15年にわたって18歳選挙権の活動を展開してきたNPO法人Rightsの高橋亮平代表理事をパネリストにお招きし、特に18歳選挙権の実現後に求められる主権者教育の充実と被選挙権年齢の引き下げに関する議論を行いました。会場との質疑応答では、高校生や大学生をはじめ活発な意見が飛び交い、このテーマに対する世論の高まりを実感できました。
〔会場の声に耳を傾けるパネリスト〕
ご来場いただきました皆様、パネリストの皆様、そして後援をいただきましたNPO法人Rightsの皆様に対し、心より御礼を申し上げます。