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土光杯全日本青年弁論大会 受賞

2016/11/30

 2017年1月7日(土)、「第33回土光杯全日本青年弁論大会」(フジサンケイグループ主催、積水ハウス特別協賛)が、東京・大手町のサンケイプラザホールで開催され、「どうする?混沌の世界情勢」という演題の下、予選を勝ち抜いた10名の社会人・学生が弁論を競いました。松下政経塾からは佐野裕太塾生(第34期)と小野寺栄塾生(第37期)が出場し、佐野塾生が「産経新聞社杯」を受賞しました。
 同1月27日(金)付の産経新聞朝刊に詳報が掲載されたことを受け、出場した佐野、小野寺両塾生の感想をご紹介します。
 
 『産経新聞』2017/1/27 朝刊 PDF版ダウンロード

佐野裕太塾生(第34期)

 この度、「日本を飛び出して、世界で日本を発信しよう」とのテーマで土光杯に出場し、産経新聞社杯をいただくことができました。
 私は、これまで松下政経塾にて、日本の広報文化外交について研究を深めてきました。その中で、世界で日本の立場を伝えることのできる日本人の存在を増やすことの重要性を痛感し、今回の弁論ではそのことをお話ししました。弁論終了後には、審査員の先生方や観客の皆様から、多くの激励やご質問・ご意見をいただきました。卒塾後は、日本の立場を世界に発信するという志を果たすため、その第一歩としてアメリカに渡ります。
 この賞は、日本の対外発信という課題に海外で取り組もうとしている私に対して、「しっかりやってこい!」というメッセージを込めて頂戴したものだと感じています。日本が世界から正しく理解されるために、私自身ができることを精一杯取り組んでいく所存です。
 最後に、フジサンケイグループをはじめとする関係者の皆様に改めて感謝御礼申し上げます。ありがとうございました。

小野寺栄塾生(第37期)

 「リーダーを志すにあたって、目の前の人の心に響く話ができるようになりたい」。それが今回、私が土光杯に応募した動機です。当日は約500名の方の前で東北復興や防災について弁論させていただきました。他の出場者のレベルの高さに圧倒され、思うような結果が得られなかったというのが正直なところです。一方で、このような伝統ある大会に出場できたことは自信になりましたし、多くのことを学べました。
 弁論においては、もちろん声調や間の取り方等のスキルも大切ですが、何よりも伝えたい内容に込める熱意が大切だと実感しました。どうしてもこれを伝えたいという心意気と、それに裏打ちされた知識や経験が、一つ一つの言葉や話し手を包むオーラとなって説得力を持ち、聞き手の心に響くのだと思います。
 今回の経験を糧に、引き続き精進してまいりますので、ご指導の程よろしくお願い致します。
 

受賞者論文

http://seiron-sankei.com/10281 (正論 2017/1/27)

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