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8/25~8/27松下政経塾3daysインターンin福島を開催しました。
参加者の皆さんは福島にて塾生と同じ講義や研修を体験いただきました。
今回のテーマである被災地の復興と未来のビジョンを考えることに高い関心をもってインターンプログラムに参加いただきました皆さん、実施にあたり多くのお力添えをいただきました関係各位に心より御礼申し上げます。
■1日目:8月25日(日)
東日本大震災・原子力災害伝承館見学
震災遺構 浪江町立請戸小学校見学
浅野撚糸見学
塾生と懇談交流会
■2日目:8月26日(月)
とみおかワインドメーヌ見学
ステーションプラザふたばにて講義・えきにし住宅見学
廃炉資料館~福島第一原子力発電所~廃炉資料館見学
ホテルにて振り返りグループワーク
■3日目:8月27日(火)
大川原地区復興拠点見学
大熊インキュベーションセンターにて講義
ホテルにてグループワーク・発表会
黒川 英恵さん(慶應義塾大学法学部4年)
今回の福島での3日間は、現地で実際に見聞きしたからこそ得られた貴重な体験となりました。
現場に赴くことで、知っているようで知らなかったことに気づかされました。
13年が経過した今でも、震災当時のまま時が止まっているかのような場所が多く存在していること、「国内避難民」としての原発事故被災者の方々、行政と町民の立場の違い、そして津波被害を受けた遺構の奥に広がる美しく穏やかな海。
このような状況を、多様な志を持つ仲間たちと共に、自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じることで、視野を広げる貴重な経験を積むことができました。
また、中央省庁から地方行政、町民など、異なる立場の方々からお話を伺うことで、状況を俯瞰するだけでなく、マクロからミクロまで複数の視点で捉える必要性を学びました。
さらに、地域を盛り上げようとする一人ひとりの影響力を実感し、一見無謀に思える夢であっても、それを描くことで周囲を巻き込むことの重要性を改めて学びました。
三井 大輝さん(早稲田大学政治経済学部政治学科3年)
福島の過去、現状、未来について、行政目線に限らず、多角的に学ぶことが出来ました。
直接現地に足を運んで生の声を聞くこと、またこの地域の抱える課題を特定してディスカッションすることは、松下政経塾だからこそできる大変貴重な体験でした。これを糧にして、これからの学業や進路選択に活かしたいと思います。