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2023年度 3Daysインターン開催報告レポート

2023/9/6

7/31~8/2松下政経塾3daysインターンを開催しました。
25名の参加者の皆さんは政経塾内の寮室に宿泊し、塾生と同じ講義や研修を体験いただきました。
今回のテーマであるエネルギー安全保障に高い関心をもってインターンプログラムに参加いただきました皆さん、実施にあたり多くのお力添えをいただきました関係各位に心より御礼申し上げます。

プログラム

■1日目:7月31日(月)
 塾生の講座へ参加
 講師:大場紀章先生(合同会社ポスト石油戦略研究所 代表)
 オンラインにて五島列島浮体式風力発電事例紹介(35期木村誠一郎塾員)
 塾生と懇談交流会

■2日目:8月1日(火)
 現地研修
 J-POWER(電源開発株式会社)火力発電所・茅ヶ崎研究所 見学

■3日目:8月2日(水)
 塾生の講座へ参加
 講師:大場紀章先生(合同会社ポスト石油戦略研究所 代表)
 政策発表会

参加者の声 3Daysインターンに参加して

中村文音さん(国際基督教大学)
3日間のインターンで松下政経塾の学びを体感し、多様なバックグラウンドを持つ塾生や参加者の方々と交流など、日頃考えることのない切り口からエネルギー問題を考える機会を持ちました。
早朝研修では、早起きをして掃除と運動をし、暑い中ではありましたが湘南の風の気持ちよさを感じられ、自然と気分が晴れやかになりました。
そして塾生の方の志を伺い、参加者同士で興味関心があることについて語り合うことで、私の学びたいものや方向性がより明確になったと感じています。
また、今回は石炭火力発電をテーマとしており,現場と座学両方の学びの型を経験しました。大場紀章先生にエネルギーの現状をご教授いただき、実際にJ-POWER(電源開発株式会社)の火力発電所や茅ヶ崎にある研究所を訪れ,それを踏まえチームで政策を立案しました。専門性によって意見に違いがあることにより、見方が変わったり、普段関わることがない人との関わりで得られる新たな視点に気づくことができました。
この僅か3日間で、多様な生き方や考え方を知り、沢山のことを吸収できました。このような機会をいただけたことに心から感謝申し上げます。そして、今回のインターンでの気づきを自分の学問に活かし、自分なりの志を抱きつつなりたい理想に近づけるように、より精進していきたいと思います。

政策発表会(中央・中村文音さん)

 

M・Rさん(会社員)
●J-POWERの火力発電所見学について
インフラを支える現場ならではの徹底した安全管理に安心感を覚えるとともに、昼夜を問わず電力供給にかかわっていただいている従業員の方への感謝の気持ちを新たにしました。
石炭エネルギーに誇りを持って働いている皆さまの心意気に感銘を受け、どのようにしたらSDGsと石炭火力を両立できるのかに頭を思い巡らせる2時間でした。

●J-POWER茅ヶ崎研究所見学について
電力あるいは発電を支える基礎的研究をされていることを学び、一見技術が確立されたように見える水力発電や火力発電にも、社会情勢の変化も相まって、まだまだ技術革新の需要(ニーズ)があることを痛感しました。
併せて「模型実験」が「コンピューターを用いた解析」を上回る、質の高い実験データを収集できることが少なくないという話を伺い、スマホ時代においてもアナログ実験の重要性や信頼性は大きく揺るがないということを学びました。

J-POWER茅ヶ崎研究所見学

 

 
 
 
 

 

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