活動報告

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100km歩行 感想

 はじめに、この度の「100km歩行」において、スタッフの皆さんはじめ多くの方々のお力添えにより、無事完歩できましたことに感謝致します。

 私自身、学生時代に大学内の行事で100km歩行にチャレンジし完歩した経験はございましたが、今回改めて挑戦しました。

 100km歩く上で最も大事なことは「自分に勝(克)つこと」だと思います。大変苦しい中、歩き抜くことはとてもつらいことです。

 ただ、今回歩く中でそれとは別の意味で「自分との戦い」がもう3点あることに気付くことができました。それは、

  1. 常に一定のペース(リズム)で歩くこと
  2. 他人のペースやそのときの順位に惑わされず、しっかり自分のペースであせらず歩き続けること
  3. 苦しいのはある意味当然で、その中でいかに「楽しみ」を見付け、楽しみながら歩くか
の3点で、今回はこの点で自分を律しながら、歩くことがとても難しく感じました。

 自分はそんなに遅いペースではないどころか、やや早めに歩いたつもりでも、どんどん先に行かれてしまう、これはつらいことでした。そんなときに研修部主担当の橋川さんからいただいた「ちょうどいいペース」という一言であせらずに歩くことができました。自分の歩くペースが間違っていないことがわかってくると、体はきつくても気持ちはどんどん楽になっていきました。途中のほとんどのチェックポイントで「一番元気だね」と言われたことや、翌日以降の後遺症の少なさはそれを実証してくれました。

 90km以降はさすがに一歩一歩が苦しく、一番つらく感じて「二度とこんなことはやりたくない」と正直思いましたが、不思議なもので今となればもう一回歩いてもいいかなと思えるようになっていることも事実です。

 今回の100km歩行ならびに運動不足解消のために、入塾以来、ほぼ毎日海岸沿いを同期の白岩君と一緒に歩いたことで、前回に比べてとても楽に感じることができたことは確かだと思います。継続は力なりということを改めて実感しました。

 また、毎日、朝会で口にしている「五誓」の意味も改めて実感することができました。

 100km歩行で感じたことはそのまま人生にも当てはまる気がします。これらの経験を活かしてこれからの人生を歩んで生きたいと思います。

 最後に、今回歩く中で各チェックポイントで皆さんに暖かく迎えていただき、手厚いフォローをしていただき、また暖かく力強く送り出していただいたことが、本当に歩く励みになり、完歩することができました。その他のすべてのスタッフの方々に感謝したいと思います。どうもありがとうございました。

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福原慎太郎の活動報告

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Shintaro Fukuhara

福原慎太郎

第22期

福原 慎太郎

ふくはら・しんたろう

株式会社成基 志共育事業担当マネージャー

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