以前こんな指摘を受けたことがあります。「政治家は選挙の時だけマイクを握って騒ぎ回るけれど、選挙が終わったら一体どこに行ってしまうのかしら?」一般的な有権者の議員に対する率直な感想でしょう。選挙の集票活動は熱心だけれども、議員としてどんな活動をしているのか何の報告もない、という不満と不信の表明だと思います。
議員として信任を受けたからには、議会でどんな問題が提起され、どんな議論がなされているかをより多くの有権者に伝えると同時に、有権者の意見を吸収して政治や行政に反映させるという大切な義務を負っています。しかしながら、現状の制度ではその手段がありません。したがって議員自らがその手段を開拓していかなければならないのです。
現在川崎北部の勤労者の五割強が東京はじめ地区外に通勤するサラリーマンの方々です。本来ならば国政レポートを全戸に配布するなり郵送するなりすればよいのでしょうが、莫大なお金がかかりとても不可能です。
こうした状況を考えますと、多少のご迷惑かも知れませんが、早朝の駅頭での活動が、より多くの有権者の皆様に国政の報告をする最適の方法ではないかと思っています。
「継続は力なり」という言葉がありますが、レポートを受け取ってくれる方も徐々に増えています。さらに、レポートの内容や私の活動についてのご意見やご感想を手紙や電話で伝えて下さる有権者もいます。当初は演説やビラ配りという方法は、「一方的な情報伝達手段」だと思っていましたが、継続することによって徐々にではありますが、「対話」に発展してきていると実感している今日この頃です。
民主政治の基本は市民参加です。そして議員の最も重要な仕事は議会の報告です。政治家と有権者の情報交換が活発になされていなければ、民主政治はうまく機能しません。今後も国政レポートや国政報告会を通じて、わかりやすい開かれた政治を心掛け、政治への信頼を取り戻すため独自の活動を続けていく覚悟です。



















