昨年末、鳩山邦夫前文部大臣と埼玉県教育委員会の間で、私立高校選抜における業者テスト偏差値の利用をめぐって大きな論争がおこり、高校選抜のあり方が大きく問われました。
ア・テストや業者テストによる偏差値教育、進路指導と輪切り、高校間格差の拡大、私学との競合、増え続ける中途退学者、大学進学率の低下、何の特色もない高校群..。このように、公立高校の選抜制度や教育内容には、難題が山積みしているのです。
私は、神奈川県議会文教常任委員会にこれまでに計3年間所属し、高校教育問題に取り組んできました。今回の著書『どこへゆく高等学校』はその経験を踏まえ、松沢政経学生会のメンバーと1年かけて取材した教育現場の実態をルポ風にまとめたものです。2月上旬から全国大手書店で発売されていますので、教育関係者の方はもちろん、中・高生をもつ父母の方をはじめ多くの皆様にご講読いただき、ご意見をお寄せくだされば幸いです。
〈推薦のことば〉
鵜川 昇(桐蔭学園中・高校長兼理事長)
「神奈川県の公立高校のどこがいいのか、いけないのか。その問題点を確認し、対応を考えたのが本書です。神奈川県の教育界の現状とこれからを知るためにも参考になる本です。広く県民の皆様に推奨したいと存じます。」
秋山 仁(数学者・東京理科大学教授)
「神奈川県を中心とした教育現場の実態を、正確かつ詳細に調査したデータに基づき、教育改革の必要性を本書は科学的に訴えている。神奈川県民に限らず、教育を憂うすべての人々にとって必読の書である。」



















