標茶町は、釧路湿原のどまんなかにある酪農中心の町で、釧路市から車で約1時間30分。91年には「1日政経塾」も開かれた。
今回の「体験入塾」は、釧路港から近海郵船のフェリー、サブリナ号に乗船、東京までの30時間の船旅、船内で「洋上セミナー」も兼ねて、茅ヶ崎の松下政経塾に向かうという企画。
船内第1夜は自己紹介。2日目は9時から研修開始。私の問題提起の話の後、3グループに分かれて討議。テーマは、「1週間いてもまだまだ飽きない標茶町」。標茶町に1週間滞在するお客さんをもてなすプログラムを具体的に考えようというもの。架空の施設を想定してもよいという条件で、プログラムづくりにとりかかった。
さすが全国でも4番目の広さを持つ標茶町。地域資源には事欠かない。いずれも地域資源を活かした内容のプログラムだ練られた。
標茶町のなりたちに大きな影響のあった集治鑑(今でいう刑務所。ここの収容者によって北海道の道が開かれた)を体験して、「北海道の開拓の苦労を偲ぶ」「文化としての酪農を体験する」プログラムなどが提案され、集治鑑の再生や乳文化研究所などの施設づくりも盛り込まれた。



















