一方、沖縄の基地の存在は東アジアの国際軍事戦略上きわめて重要だ。米国には有事の前線投入部隊である海兵隊が3部隊あり、そのうち2つを米国の東西両海岸に、もう1つを沖縄県に置き、17,648人の海兵を持っている。これは沖縄が地政学的に重要であり、東アジアの安定に一定の効果をもつ証左である。
最近渡米した際に、キャンベル国防長官補代理から言われた言葉は痛烈だった。「日本と米国はイコールパートナーではない。米国は日本が他国から攻撃を受けたとき援護するが、米国が他国から攻撃を受けたとき日本は米国を援護しないからだ」。日本の安全・アジアの安定のために日米安保をどう位置づけ、今後どのような枠組みを作り、わが国がどのような役割を果たすべきか。朝鮮半島情勢など予断を許さない東アジアに位置する日本に、待ったなしの議論が必要だと思う。





















