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松下政経塾




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在塾生からのメッセージ在塾生からのメッセージ


内田直志

内田直志(第31期生) 1978年生まれ

政経塾を目指す人へのメッセージをお願いします。
私は前職、石油精製プラントの設計、建設を行う会社に7年間勤めていました。大学、社会人を通じてボランティアなどの社会活動を行った経験はありませんでした。漠然と今の日本社会に対して問題意識を感じていただけです。ただ、その中でも、祖父母の故郷で過疎が進んでいることが気がかりでした。よくよく調べていくと日本にとって大きな問題だった。結局は自分のルーツの中に問題があることが分かりました。そしてその問題こそがほかでもない、自分が立ち向かうべき問題であり、そして自分にしか果たせない使命であると思ったのです。
あなたの周りにもきっと問題があると思います。そしてその中にあなたでなければ解決できない問題があるはずです。塾では強い信念と情熱があれば道は必ず拓けるということを教えていただきましたが、それは本当だと日々実感しています。是非、ご自分の使命を見出して、勇気をもって一歩を踏みだして下さい。道は必ず拓けます。
卒塾後、最終的に実現したいことは何ですか?
一人ひとりが一身独立し、そこから本当の助け合いが生まれる社会を構築したい。過疎も都会の便利さを頼った結果であるといえます。自分の足で立つ力と、そこから生まれる助け合いの心があれば、どこでも生きていけるはずであり、逆にそれがなければどんな社会も衰退していくと思います。その答えは自分自身あります。自分の足で立てるようになること、そして、人のいたみを分かり支えあえる人間になること。そこから、先に述べた理想の社会に近づけると考えます。
これまでの研修で最も印象に残ったことは何ですか?
入塾直後の公衆トイレの掃除。
「みずこし」を取って便器の中を素手で洗い、尿石をがりがり削り取ったこと。物事の大切な部分は実は「みずこし」の下にあることは分かっているけど、汚れるのが嫌で手を突っ込みたくない。誰かがやってくれるだろうと。だけど、突っ込んでしまえば意外とできるものである。そして誰かがやらないと、尿石はたまりっぱなしになって詰まってしまう。そんなことを強烈に学ばせてもらった研修でした。

(2011年5月)

丸山穂高

丸山穂高(第30期生) 1984年生まれ

政経塾を目指す人へのメッセージをお願いします。
政経塾は「志を磨き、人間を磨く道場」です。
政治、経営などそれぞれの分野において日本や世界の抱える問題を憂い、志とその問題を解決する能力、そしてリーダーとしての素養を磨きたいと考える人材を求めています。歴史を振り返ってみると、先の見えない時代を切り開いていくのはいつも志と情熱を抱いた若者であるように思います。我こそはという方は是非、政経塾の門を叩いてみませんか。熱い志を持った同志と切磋琢磨できる日を楽しみにしています。
今の日本でリーダーに最も必要なことは何だと思いますか?
私が考えるリーダーに最も必要なことは「俯瞰的な視点」です。
報道をはじめ、人間はとかく一面的に物事を捉えがちですが、本来多面的であるはずの様々な物事を一側面だけみて判断することほど危険なことはありません。歴史の大きな流れの中で我々は今どの場所にいるのか、世界全体から見たときの立ち位置はどうかなど、縦にも横にも、そして時に逆方向からも、あらゆる視点から事象を見ることが大切です。俯瞰的に物事を捉え、的確な判断を下すことができるのか。これが古今どんな時にもリーダーに求められる最大の素質だと思います。
塾に入って、自分の中で何か変わりましたか?
俯瞰的に物事を捉えるときに、何より重要なことは「素直な心で衆知を集める」ことだと思います。「素直な心で衆知を集める」とは謙虚な気持ちで人の意見をよく聴くことですが、ただ単に人の意見に盲目的に従えば良いというわけではありません。衆知を集める中でもきちんと自らの意見が無ければ軸の無い人間になってしまいます。リーダーを目指す人間は、とかく自分が正しいと思い込み、人の意見を聴くことに躊躇しがちですが、入塾してこの「衆知」という考え方に触れていく中で、人の話や意見をよく聴くことの大切さを学んでいます。
卒塾後、最終的に実現したいことは何ですか?
巨額の財政赤字、自殺者数の増加、台頭する隣国との関係など、次々と生じる課題に対する打開策が的確に行われているとは言えない我が国の現状と問題を、私は行政官として感じてまいりました。課題を先送りするのではなく、根本的に解決できるような政策を考え打ち出していくためには、規則慣習で縛られ形式化してしまった議会制度、政党・議会と行政府との関係、選挙の在り方などを根本的に改革しなければなりません。「議会・行政改革によって、日本を課題解決能力のある国家にすること」。これが私の最終的に実現したいことです。

(2010年6月)

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