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政経研究所「松下政経塾フォーラム」

 ~6/21「若者×政治」フォーラム・イベントレポート~

2016/8/28

 2016年6月21日(火)、公益財団法人松下政経塾主催・NPO法人Rights後援「『若者×政治』フォーラム~18歳選挙権は激戦区を制するのか!?~」を、主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)にて開催しました。当日は、参議院議員選挙の公示日前夜ということで、会場が満員になるほどの来場者の方を迎え、盛会となりました。

 第一部の「参院選徹底分析!若者のチカラは政治を変えるのか?」では、日本を代表する選挙プランナーの三浦博史氏、18歳選挙権の実現を長年推進してきたNPO法人Rights代表理事・中央大学特任准教授の高橋亮平氏から、それぞれ「選挙と政策」の観点で参議院選挙における若者の影響力等について分析していただきました。

 第二部のパネルディスカッション「18歳選挙権で政治・選挙はどう変わるのか?」では、第一部に登壇いただいた三浦氏と高橋氏に加え、若者と政治を繋ぐ活動をしているタレントで東京大学大学院情報学環教育部在籍のたかまつなな氏、松下政経塾で政治参加について追求している大竹香代塾生(第36期)をパネリストに、18歳選挙権や主権者教育を専門とする西野偉彦研究員(第31期)をモデレータに議論を展開しました。主に、今回の参院選で初めて投票に行くことになる高校生に対して「どのような主権者教育を実施するべきなのか」、「政治的中立性や公職選挙法などについてどう教えるのか」など具体的なトピックをめぐり、パネリスト同士の白熱したトークバトルが展開されました。

 その後の会場との質疑応答では、参院選で初めて投票することになった高校生や大学生をはじめ、活発な意見がパネリストに相次いで投げかけられ、関心の高さを実感しました。

 ご来場いただきました皆様、パネリストの皆様、そして後援をいただきましたNPO法人Rightsの皆様に対し、心より御礼を申し上げます。

文責:西野偉彦(松下政経塾政経研究所研究員・31期)

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